Profile

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林晶彦

晶彦

Akihiko Hayashi

1955年兵庫県西宮市生まれ。
小学校5年生の時、ローリング・ストーンズの「黒くぬれ!」の影響でギターを始める。
中学ではロックバンドを結成し、ギターを弾くロック少年だったが、ラジオから流れてきたバッハの音楽を聴き、感動してクラシック音楽に転向。ピアノを始める。甲南小学校、中学校を経て甲南高校中退。17歳で単身フランスに渡り音楽の研鑽を積む。作曲をパパドゥ・ポロス氏、ピアノをミロス・マギン氏、モニック・デショセイ氏に師事。3年後、B型肝炎にかかり生死の淵をさまようも回復。その時からイスラエルに対する憧れが強くなり、パリを離れてイスラエルに滞在する。イスラエルではピアノをボリス・ベルマン氏に師事。また、イスラエルフィルハーモニー交響楽団の練習、リハーサル見学等で研さんを積み、ピアニストのウラジミール・アシュケナージ氏にも教えを受けるという貴重な経験も得た。その後、インド・中近東を経て帰国。独自の音楽を追求しながら現在に至る。

Born in Nishinomiya City of Hyogo Prefecture in 1955.
Graduated from Konan elementary school and Konan Junior High school. Dropped out of Konan Senior High School. Began playing the guitar under the influence of “Paint it, Black” by the  Rolling Stones when in 5th grade. It led to form a rock band while in junior high school. Was very moved by Bach’s music being played on the radio one day, and this shifted his passion for music from rock to classical. Went to France alone to study music at the age of 17. Studied composition under Papado Poulos and piano under Milosz Magin and  Monic DeCinces. Suffered from hepatitis B three years later. After being recovered from his serious illness, his longing for Israel grew stronger, and left Paris for Israel. Studied  piano with Boris Berman in Israel. Had invaluable experience of observing the practice of Israel Philharmonic Orchestra and had lessons with Vladimir Ashkenazy. Continue fo pursue his own music since the return to Japan.

1989

ツトム・ヤマシタ氏のプロデュースによる京北国際フェスティバルでデビュー

1990

初単独コンサート 「夢と祈りに包まれて」 神戸ジーベックホール

1992

瞑想指導者シュリ・チンモイ氏に招かれニューヨーク、平和の瞑想会場でピアノソロ演奏(国連主催)

1993

イスラエルフィルハーモニー交響楽団コンサートマスター、メナヘム・ブラアー氏と共演(京都、奈良、姫路)国内演奏ツアーで大好評を得る。

1995

阪神・淡路大震災で被災。
ニューヨークのマラソンコンサート(阪神・淡路大震災救済コンサート)で
林の音楽とメッセージが取り上げられた。

1995

復興支援コンサートに参加(~2012)。
女優の竹下景子さんと「朗読とピアノ即興演奏」(阪神・淡路大震災復興記念コンサートin神戸)を13年にわたり行う。

1996

賢治の学校との出会いにより『よだかの星』の舞台音楽を担当(NHK ETV特集で放映)

1998

「銀河鉄道の夜」舞台音楽担当

1999

デビュー10周年記念コンサート 神戸朝日ホール

2000

葉祥明&林晶彦ジォイントコンサート ~地球のうた 子供たちと共に~

2001

2度の韓国でのコンサート。その時の出会いにより、プルム短期大学の校歌作曲。日韓のかけ橋となる。 

2002

ブナの木と地元の方との出会いから「第1回ブナの樹音楽祭」が開催される。
その時に生まれた「母なる木の歌」は地元の小学校(長野)の子供たちに、今も歌い継がれている。

2003

「第2回ブナの樹音楽祭」

2005

フィンランド各地でパイプオルガンとピアノのコンサートを行なう

2005

ブルガリアにて国立ソフィアフィルハーモニー交響楽団により「ラ・ストラーダ ~道~」が演奏され、大好評を博す。

2005

奈良東大寺からの依頼により、公慶上人300年祭記念オーケストラの為の「つくられたものすべての賛歌」を作曲、関西フィルによって大仏殿内で演奏される。(翌日、奈良100年会館で同じ演目のコンサート)

2006

高槻合唱連盟の委嘱作品として、オーケストラと合唱による「光と生命のシンフォニー ~伝える言葉~」を作曲。

2012

イスラエル・日本国交60周年記念コンサートで、杉原千畝氏のストーリーをテーマにしたイスラエル大使館主催の委嘱作品「命のビザ」の作曲、演奏。(イスラエル大使館主催)

2012

「聖山音楽祭」を長野県で開催。「紫光双樹音楽祭」(広島)にも参加。自然を守り、自然界と共鳴するコンサートを積極的に行なう。

2013

イスラエル独立65周年記念コンサート(イスラエル親善協会主催)でピアノソロ演奏を行う。

2017

林晶彦コンサートシリーズがスタート

2018

平和と美術と音楽と・・・(主催:peace art project)に参加、旧日本銀行支店内での平和コンサート出演

2019

東京オペラシティーコンサートホール(タケミツメモリアル)にて、デビュー30周年記念コンサートを行う。

2020

平和と美術と音楽と・・・ 原爆投下75年の日の為に作曲。コロナ禍の為、世界配信される。

2021

外交官、杉原千畝の心の軌跡を描いて反響を呼んだ「命のビザ」コンサート

2021

光の森 コンサート(オペラシティリサイタルホールにて)
舞台左から 林晶彦、中川詩歩、松井守男画伯(客席)

シャガール展、東山魁夷展、ガレ展など、美術館での展覧会記念コンサート(作品に作曲・演奏)も数多く行っている。